暮らしの工芸

たまにはこんな物作ってます。  

何処か屋外などに出かけていって出店するときに、いつも持っていく什器なのですが、この什器を見た人から制作を依頼されることがたまーにあります。
テーブルなんかだと、かさばって車内が狭くなるし、アウトドア用の折り畳み式テーブルだとなんか味気ない。
よく出展される方は、何かいいの無いかなーなんて見て歩いてるようですね。僕も何か無いかなーって思っていたらこのAラインの形で木製の什器を使っている人を見かけて、そのアイディアをちょっとお借りして鉄で作ってみたら、なかなか使えるんですよね。それからずっと愛用してます。ポイントは折り畳めるところ、そして軽い。

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この写真はフレームのみなのでわかりにくいですが、フレームの幅が大体400mmくらいで、200mm幅の長い板を2枚並べて上に乗っけると什器の出来上がり(もちろん400mm×1800mmの一枚板でもOKです)
上から2段目の飛び出ている棒は、抜き差し可能で、板をのっけると一段低い棚になります。写真だと片方だけの棚ですが、もう少し長い棒を入れると両側に出て、対面式の販売だと自分とお客さん側の棚に。これをタープ(天幕)の下のど真ん中に置いたら、ぐるっと観て回れるかたちになりますね。
フレームの幅を広げて作ることもできるし、中段、下段に板をのっけたり、考えようによってはかなり展開していけると思うんですね。ただ丸い棒を組み合わせただけの単純な構造なのにかたちになる、鉄のなせるわざ、こういうのが面白いと思う。
シンプルで美しく、想像力をかきたてるものをめざしたい(言い過ぎか、まねしてるくせに・・・)

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畳むとこんな感じ。
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この丸棒を使ったもの、折り畳み式に限らず結構可能性を秘めてると思うんですよね、低コストだし、意外と丈夫だし。鉄だから湿気があるとちょっと錆びやすいけど、錆びたらオリーブオイルとかでふけば復活します。なるべく塗装とかしたくないですしね。心を通わせたくなる、愛着のわくものを作りたいです。
機会があったらもっと、もっと掘り下げてみたいと思います。


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薪ストーブ用ツール  


十能を作ってます。

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十能をいまどき手で作ってるなんて、だいぶ変わってるよなというかイカレてるよな、なんて思いながら作ります。
何処かの異国では普通のことかもしれないですね(生まれる国間違えたかな?)
でも、こんなちょっとしたものでも手作りがいいっていうひとは意外といるんですよねー。作るほうも最初は頭を捻りながら時間もかかるけど、
作れるようになるとスキルが上がるし、やめれません、こんな楽しいこと。(お金のことを考えなければね)
だいたい頼まれてもないのに勝手に付属品つくってる。何故かって?なければ困るから。


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柄を付けるとこんな感じです。

トングも作ります。

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片方ずつ作って

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ちょっと曲げて

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二本合わせるとこんなかんじ。このかたちは鷺箸(さぎばし)といって、鍛冶で使う金著のかたちの一つです。支点をピンで留めます。

これを薪が掴みやすいように先端をちょっと曲げると

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こんな感じ、バランスと微調整をするため少し削って出来上がり。

灰かきも作って

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こんな感じで壁掛け型にしようかなと思ったんですが、

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よく考えたらこれに箒みたいなのがつくんですよね。
まぁいいか、後で足せば。鉄は加熱すれば曲がるし、付け足すこともできるし。

以上、今日のお仕事でした。
これで一日かって?
こんなもんですよ。けっこう必死なんです(笑、泣)





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