暮らしの道具を作っています

材木救出  

先日、木材のことでとてもお世話になっていて、古くからの友人であるEさんに、良い山桜があるから取りに行こうと言われ、山へ取りに行ってきました。

当日の朝、何がなんだかよくわからないまま4tユニック(クレーン付のトラック)に乗り込み運転、ぎりぎりの道幅の山道を切り替えし切り返し登っていきました。
現場の横の路面は凍結していて、もう一台のノーマルタイヤのトラックは坂の途中で止まってしまいブレーキを踏んでもずるずると後ずさり。横はガードレールの無い崖で、路面の勾配で崖に吸い寄せられそうになりましたが、さすが雪道に慣れているEさん。なんとかトラックを設置してクレーンを使い、道路下の斜面から原木を引き上げました。

この山桜は、獣害用のネット(いのししや鹿などが人間の生活圏に入りこまないように張り巡らす柵)を張る際の支障木で、切られることになったそうです。(ちゃんと伐採した業者には許可を得ています)

持ち帰って乾燥を促すために玉切って、縦にある程度割っていきます。
そのまま数ヶ月雨ざらしにして、ひびの入った部分と白太の部分を切り落とし、また乾燥させます。
それを繰り返し、実際に材木として使える部分は役3分の1位だそうで、乾燥に約1年から1年半ほどかかります。木を扱うのってほんと大変で難しい。生き物ですからね。

この山桜はいつの日か刃物の柄や鞘に姿を変え、道具として生まれ変わります。
木もよろこんでいることでしょう。




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支援して頂きました。  

日本鍛冶紀行でお馴染の、ライターの かくまつとむ さんと、写真家の 大橋弘さんに昨年の12月に取材をして頂きました。
取材というよりも応援して頂いたと言うほうが正しいですね。

日本鍛冶紀行と鍛冶屋の教えは長年愛読し、鍛冶という仕事がどのようなものなのかを知ったのもこの本に出会ってからでした。何度読み返しても新しい発見がある奥の深いものです。
手仕事や暮らしに用いる道具、日本の古き良き暮らしにヒントを得たい方など、興味がある方には一読されることを強くお勧めします。
鍛冶屋の教えは絶版になってしまったと聞き残念です。

支援して頂いた内容は、ナイフマガジン 2012年2月号に掲載して頂きました。

感謝します。

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